パートとして働く薬剤師の考察

おくすり手帳
『パートの薬剤師の良い面、悪い面って何??』

(1)薬剤師には欠かせないパート・アルバイト

薬剤師になるためには、大学の薬学部で6年間学び、その上で薬剤師国家試験を受験して合格しなければなりません。
知的専門職であり、資格職なのです。

この薬剤師、実は男女比率が男性3割、女性7割といわれます。
つまり薬剤師業界は、女性上位の業界なのです。

なので、薬剤師界は、多くの女性薬剤師に合わせて、女性のライフサイクルに沿ったような業界の在り方をしています。
つまり一般に女性の人生において重大なイベントである、結婚、出産、育児にあわせて働き方が変わる薬剤師が多いという点です。

そのため、大学卒業後、正社員の薬剤師として働き、結婚、妊娠出産を機に一旦離職する女性の薬剤師はとても多いわけです。

そして、出産を経て、子供に手がかかる数年の間は家庭に入り、育児に専念します。
その後、子供が成長し、育児にも一段落ついたころになると、再び薬剤師として社会に復帰しようと考えるようになります。

そういった際に、働き方としてパートの薬剤師という雇用形態は最適だと言えます。

(2)パートの薬剤師として働くメリット

では、パートの薬剤師として働く場合の利点はどういったものがあるのでしょうか?

まず、1点目は、
「働く時間や、日数を調整可能で融通が効きやすい」
と言う点です。

特に上述したような子供を持つママさん薬剤師の場合には、子供が保育園や小学校に行っている時間帯だけ働きたいとか、
家庭との両立を考えて週に2,3日だけ働きたいとか、それぞれの事情によって働く条件に規制が出てくるため、正社員としてフルタイムで働くことはかなり困難になります。

パートの薬剤師なら時給いくらで働くので、
契約時の取り決めによって短時間でも週2,3日の少ない日数であっても融通が効くので、
このようなママさん薬剤師には最適の雇用形態なわけです、

2点目のメリットとしては、
「ブランクなどがあっても、割と簡単にバイト先が見つかる」
点です。

これも上に述べたように、妊娠出産のために一旦離職(退職)して数年の間育児を行いブランクのできてしまったママさん薬剤師であっても、パートの薬剤師であれば、そのようなブランクはあまり問題にされず、採用されやすいということです。

また、ドラッグストアや大型チェーンの調剤薬局であれば急な雇用の必要があったときに、短時間働けるパートの薬剤師を常に求めていて重宝がられます。

3点目は
「異動・転勤・転属がほとんどない」
という点です。

正社員であれば店舗や配属先が一定期間ごとに代えられたりしますが、パートの薬剤師の場合にはこのような店舗の異動
などはほとんどないと考えていいでしょう。
子供がまだ小さく保育園や幼稚園にお迎えに行かなければならないので、近所の店舗でしか働けない、といったママさん薬剤師の場合には、このような異動や転勤のない、パートの雇用形態が最適です。

(3)パートの薬剤師として働くデメリット

パートの薬剤師が正社員の薬剤師と比較して大きなデメリットになる点は、「時給で働く形態なので、ボーナスや退職金がない」といった、待遇面での不利や「重要な仕事は任せてもらえず、スキルアップできない」という薬剤師としてのキャリアに関するものが主なデメリットでしょう。

ですから、向上心の高いキャリアップを望んでいるような薬剤師の方には、パートの薬剤師はあまり向かず逆にストレスが溜まってしまうこともあると考えられます。

パートの薬剤師として最適な人は、やはり家庭や育児の方を重視して家計の足しにしたいと考えるママさん薬剤師や、何か他にやりたいものがあり、そちらと並行してお金も稼ぎたいといったライフスタイルの薬剤師ではないでしょうか。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ