薬剤師の求人倍率について

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就職活動や転職を考える時に気になるのが求人倍率であります。
薬学部が6年制となり、新卒の数が減少したこともあって薬剤師業界では人手不足となりました。
しかしながら、倍率も多い時だと5~7倍と高いものでありました。

2012年には4年制から6年制に移行した後の新卒が出てきて、倍率も3~5倍と安定してきましたが、まだまだ需要もあり、就職だけではなく転職においても求人は多い状態であると言えます。

常に求人があるとはいえ、薬剤師の求人倍率というのは、
勤務地や条件によっては倍率が極端に下がることもあります。
例えばドラッグストアや一般病院、調剤薬局に比べれば、大学病院の求人倍率は高くなりますし、勤務する分野に限らず地方などの勤務先によっても大きく異なります。

そのため、求人倍率が低いからといって転職が簡単なものではなく、
やはり能力や経験がなくては難しいということもありますし、
経験や能力があっても求められる分野が必ずしも求人先と合うとはかぎらないため、
しっかりと情報収集をしなければ、
本当に希望とする求人はなかなか見つからないことも多いのです。

さらに、求人数が多いからといって
収入などの条件の良いところで選んでしまう方もいますが、
仕事内容や環境に満足できれば問題はありませんが、
自分が薬剤師としてやりたいと思っていた事とは違っていたなど、あとあと問題が出てくる可能性も出てきます。

また、薬剤師の需要はこれからの高齢化社会を考えれば、
仕事の幅も広がり高くなっていくと思われますが、
薬科大の新設や6年制の新卒が安定することで薬剤師の過剰も今後は考えられます。

倍率が高い今は、人手不足を補うため収入を上げたりと企業側もさまざまな手段で人を集めていますが、それだけを見ていては、自分が薬剤師としてどうありたいのかという意識もぶれてしまうこともありますし、将来的に転職や就職に失敗してしまうことにもなりかねません。

薬剤師にとって転職というのは、それだけブランクが生じますし、
就職であればキャリアやスキルが勤務先によって決まってしまいます。

今は新卒者の研修制度を行っているところも多いので、
特に条件などがなければ良いかと思いますが
長い目で見た時に実際に薬剤師としてどうありたいかという将来の展望や、
やりがいやキャリア形成、スキルアップ、職場環境など薬剤師として
自分の目的意識をしっかりとさせておくことは必要と思います。

倍率が高く求人が多い今だからこそ、ただ転職や就職先を見つけるというのではなく、
自分が薬剤師として将来的にも求めるものを明確にし、
その条件に合う場を見つけることが就職・転職の成功の秘訣かと思います。

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