薬剤師の学会について

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「薬剤師の学会について教えて!!」

薬剤師は、医療の現場とともにあって、
常に日進月歩の業界で高度な専門職であるが故に、様々な学会や研究会が存在します。
ここでは、そのうちのいくつかの学会について紹介し考察していきたいと思います。

(1) 日本臨床薬理学会

この代表的な学会に関するもので、薬剤師と関係のあるものは、
この学会の定める「認定薬剤師制度」があります。

この制度とは、概略を述べると、

    「臨床薬理学の専門家としての高度な知識と錬磨された技能を備える薬剤師を養成し、国民がより有効でかつ安全な薬物治療の恩恵を受けられるために貢献し、併せて臨床薬理学の普及向上を図る」(日本臨床薬理学会認定薬剤師制度規則第1章第1条)

の理念に基づいて制定されたものです。
上記の理念を達成する目的で、

    「教育・臨床試験・薬物治療に関し臨床薬理学の専門家としてふさわしい実力を有する薬剤師を、日本臨床薬理学会認定薬剤師として認定する」(同第2条)

というのがこの「認定薬剤師制度」のガイドラインになります。

この制度による認定薬剤師には、この日本臨床薬理学会は次の条件を求めます。

  • 臨床薬理学領域での広範な知識と技能を常に備えていること。
  • 臨床薬理学の学術活動、教育・研究活動、技術発展に寄与すること。
  • 医薬品の適正使用を推進すること。
  • 臨床試験領域においてIRBなどに重要な役割を果たすこと。

尚、認定薬剤師として学会が認定する期間は5年です。
それを過ぎると、また更に一定の基準を満たさなければ認定されない更新の必要があります。

(2) 日本プライマリ・ケア連合学会

この日本プライマリ・ケア連合学会が関わる薬剤師に関する事項としては、
「プライマリ・ケア認定薬剤師制度」があります。

この制度は、「プライマリ・ケア=国民の健康福祉に関係した包括的な問題を総合的に解決していくことを推し進める地域での実践活動」についての知識、技能、態度および精神を修得し、試験等において日本プライマリ・ケア連合学会が適当と認めた薬剤師を「プライマリ・ケア認定薬剤師」と認定する、という制度です。

これによって、この認定薬剤師は、その担当地域で多職種と協働し、地域医療実践の担い手として大いに活躍することを期待されています。

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