薬剤師の数学の必要性について

kushuri145

「薬剤師に数学は必要なの??」

薬剤師国家試験における数学の有無

まずは薬剤師になるために必ず合格しなくてはいけない
薬剤師国家試験について考察します。

薬剤師国家試験は、「薬剤師として必要とされる知識」を試すものであり、
その科目は7科目。

薬剤師国家試験、試験科目
「物理・化学・生物」「衛生」「薬理」「薬剤」「病態・薬物治療」
「法規・制度・倫理」「実務」

その中に「数学」という科目自体はありません。
ですが、上記の科目群の中には、数学の基礎学力がなければ解けない問題がたくさん存在し、
特に「物理・化学・生物」の理科の問題は
数学がわかっていないと回答できない問題が集中します。

なので、大学入試レベル程度の数学の力は必要とされますので、
薬学部時代は気を抜かず数学もしっかりやっておいた方が良いでしょう。

薬剤師になってからの数学の必要性

薬剤師となって働き始めてから数学が必要か?否か?と問われると、
正直その職場によると思います。

すなわち普通の調剤薬局やドラッグストア勤務の薬剤師であれば、
数学を実務で使う機会はほとんどない
でしょう。

それよりもこうした職場の場合には、
もっと実務的な「計算力」の方が求められると思います。
質量計算や会計の計算は毎日使うからです。

病院の薬剤師(医療の現場でのチーム医療に携わるスタッフ)の場合には、
様々な臨床データを扱う機会が出てくると思われますので、多少は使うかと思いますが、
薬局同様それほど多くの数学の知識を使うことはまずないでしょう。

薬剤師になってから最も数学を使うと考えられる職場は、製薬会社に就職した薬剤師です。

こちらの新薬開発の研究員の場合には、実験データを取らなくてはいけません。
その際、AUCと呼ばれるある成分や薬剤の効能成分の
血中濃度と経過時間の相関関係を示すグラフの曲線下面積を求める際に、
微分積分を使う
ことが必須です。

ですので、こういった職場に就職したい薬剤師は、
常時、数学の力を高く維持しておく必要があると思われます。

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