薬剤師の実務実習のシステムについて

kushuri139

「薬剤師になるための実務実習システムについて教えて!!」

実習の前段階・事前実習

大学の薬学部は6年制ですが、そのカリキュラム上病院や薬局といった実際の職場において、
11週間の長期にわたる実務実習を行うことが義務となっています。

この病院や薬局での実務実習の前段階として、
各大学内において事前学習と呼ばれる服薬指導や
調剤業務・製剤業務に必要不可欠な基本の知識や技能の修得と
その職務態度などを学ぶ特別カリキュラムが4年次に設けられています。

この事前学習を履修し単位を取得した後に、5年次に控える実務実習に耐えうる
一定基準の知識レベル、技能レベル、態度のレベルを上回っているか否かを判別するために、
薬学共用試験が実施されます。

薬学共用試験とは、

CBT(Computers Based Testing)というコンピューターを用いた、薬学教育と実務実習のコアカリキュラムに基づいて選定された幅広い知識を問う310問の客観試験と、OSCE(Objective structured clinical examination)という基本的な臨床能力と態度を評価する2つの試験の総称です。

この薬学共用試験に合格して初めて
実務実習に参加する資格を得られるシステムになっています。

薬剤師国家試験の受験資格でもある「実務実習」

そして、5年次になれば病院や薬局などの「現場」での実務実習となるわけですが、
薬剤師国家試験の受験資格にも

病院において11週間、薬局において11週間の実務実習を修了した者

というのが条件になっています。
なので、薬学生ならば、この実務実習は避けては通れない道なのです。

病院での11週間の実務実習の内容は、病院薬剤師として、チーム医療のシステムを理解し、
またそれに参画できる調剤や製剤の知識や技術はもちろんのこと、
それに臨む姿勢や態度も学んでいきます。

薬局での11週間の実務実習の内容は、保険調剤を学んだり、薬局の地域医療との係わり方を学び、
医薬品の供給及び管理業務をはじめ、地域住民の健康相談など、
地域のネットワークの拠点としての薬局業務全般の在り方を学んでいきます。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ