薬剤師の漢方への転職について

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「漢方薬局の薬剤師に転職するにはどうすればいいの??」

漢方薬局とは?

長らく医療の現場、製薬の常道は、いわゆる西洋医学と呼ばれるものが王道とされてきました。
すなわち、化学的な手法で成分を合成したり亀の子の構造式を変化させたりして生み出される
西洋医学の薬剤に頼る考え方です。

西洋医学の薬剤は対症療法の考え方が基本なので、即効性に優れ、効き目も強いものが多いのですが、その分副作用もキツく、長く服用し続けると身体の思わぬところに障害が出てくるものも少なくありません。

このような西洋医学とは正反対のアプローチの仕方で
疾病を改善して治療していこうとする医学が漢方医学です。

漢方の考え方は、西洋医学が対症療法なのに対して、全体療法です。
どういうことかといえば、その局所的な症状だけを治療しようとするのではなく、人体に生まれつき備わっている自然治癒力をどんどん高めていって、その結果、疾病の症状を緩和・改善し治療していこうという考え方です。

中国で生まれた医学なので漢方と名付けられていますが、この考え方自体はもっと古く、
古代インドに源流があると言われています。

そして、この漢方において自然治癒力を高めていくプロセスで使用される薬剤が、
天然の植物などから抽出・精製された生薬であり、漢方薬なのです。

そしてこれらの漢方の基本哲学や概念に基づき、患者個人個人に応じた生薬を
調剤・調合して処方・服薬指導を行うのが漢方薬局なのです。

漢方薬局に転職するためには?

では、このような漢方薬局で働くためにはどのようなことをすべきなのでしょうか?

生薬・漢方薬を扱う漢方薬局で働く薬剤師になるためには、薬剤師免許の他に
『漢方薬・生薬認定薬剤師』という資格が必要です。

この資格は、日本薬剤師研修センター主催の「漢方薬・生薬研修会」を履修して
所定の単位を取得する必要があります。
その上で制定された試問に合格して指定書類を提出し、それが認定されれば認可されます。

取得した後も日々研鑽する必要のある厳しい資格であり、3年ごとに更新の義務があります。更新にパスできなければ資格は取り消しになります。

これから一段と漢方、生薬は重要なものになっていくと考えられますので、
漢方薬局に転職を考えている薬剤師以外の薬剤師にとっても
勉強して取得しておいた方が良いと思われる資格です。

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