薬剤師の需要と供給

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「薬剤師の需要は今後どうなっていくの??」

長年続いた売り手市場は終わる!?

薬剤師というと、まず第一段階である大学受験において、一般的に難関コースとされる
大学の薬学部を受験し合格して薬学部生にならなければなりません。
そして6年制である薬学部でみっちり専門教育を受けた後、
国家試験である薬剤師国家試験に合格しなくてはなりません。

このように特殊な道を歩んで学んでこなければ就けない職業が薬剤師です。
知的専門職でなおかつ資格職であるために、人材は常に不足気味になっていて、
そのため、売り手市場の業界だと長年言われてきました。

このような薬剤師ですが、その需要はこの先もずっと続いて、
ずっと売り手市場の業界なのでしょうか?

厚生労働科学研究費補助金「薬剤師需給動向の予測に関する研究」班が行った
「2035年度までの薬剤師需要に関するシミュレーション」によれば、
どうやら未来の薬剤師の需要は今とは違ってくるようです。

この調査によれば

薬剤師は今後飽和状態に向かっていき、
2021年度になると需要と供給の関係は今とは逆転して供給が需要を上回ってしまう

という試算が出ています。
つまり、売り手市場はもうまもなく終わるということです。

薬剤師免許+αの時代が来る

このように、もう間もなく需要と供給の関係が逆転する時代になると、
せっかく苦労して勉強してやっと薬剤師の資格を取っても肝心の働き口が見つからない、
などという事態に未来はなりかねない可能性を示唆しています。

そのような事態に陥らないためにこれからの薬剤師は、
薬剤師の資格(免許)をただ持っている
というだけでは通用しない時代になってくるでしょう。

そのためにはどのような対策が必要でしょうか?

ざっくりと言ってしまえば、資格に加えて何か一つ+αを持つことです。
他の薬剤師にない何かの武器を持つことが重要です。

具体的には、今後ますます超高齢化社会になっていく日本において
需要の高まる介護・福祉の現場で即戦力になるような資格、
たとえばケアマネージャーの資格などを薬剤師資格にプラスすれば、
引く手あまたの即戦力の人材になると思います。

また視点を変えれば、今後調剤薬局のドラッグストアもますます熾烈な
生き残り競争の時代に入っていきますので、経営や財務に明るい人材は不可欠となります。

経理や財務に明るい簿記などの資格を有する薬剤師であれば、
特にドラッグストアチェーンなどは
喉から手が出るほど欲しい魅力的な人材となるでしょう。

このように、+αを持った魅力のある薬剤師になる努力はしておいた方が良いと思われます。

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