薬剤師法に関するアレコレ

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「薬剤師法って薬剤師の業務とどう関係するの??」

薬剤師法とは?

薬剤師法とは1960年(昭和35年)に制定された、医薬品を扱う薬剤師に関する決まりごとを規定した法律です。主に、薬剤の管理や供給、調剤業務や服薬指導といった薬剤師が日常的に行う業務に関して細かい規定を定めています。

「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」

という定義文があり、薬剤師における資格(免許)試験である薬剤師国家試験の在り方から、罰則規定に至るまで適宜規定を設けています。

この法律ができて以来、変わっていく医療制度や薬事行政システムの変化に伴い、時代とともに随時見直しが入り、必要なものは改正が行われ続けている法律でもあります。

具体的に起こりうる薬剤師法違反のケース

では、この薬剤師法が薬剤師の日常の業務において引っかかってくるようなことはあるのでしょうか?過去に類似した事例が数多く起こり、これからも起こりやすいと考えられる薬剤師法違反に抵触するようなケースは以下のようなものです。

調剤薬局などで、薬剤師(薬剤師の資格を有する社員)が不在の時に、薬剤師資格を持たない他の社員などが調剤業務を行う

これは、まず薬事法違反になります。そして、薬剤師法19条に抵触します。即ち、薬剤師の免許資格を持たない人間が、調剤行為を行ったという違法行為なのです。

    調剤の定義とは、医師から処方箋を受け取りその処方箋に基づいて薬剤を調合したり、患者に投薬したりする行為となっています。(日本薬剤師会による見解)

この調剤行為の解釈が現代においてもわりと曖昧さを残したグレーゾーンであり、解釈の仕方によっては調剤ではない、と言いきれるようなケースもあるため、これに似た事例は全国的に頻発している事例です。

薬局ではなく病院の場合には、

薬剤師の監視下であれば、調剤業務を行っても問題はなし

と調剤業務に関して拡大解釈をしている病院もあると聞くぐらい、このあたりの解釈は曖昧なのです。

ですから、薬剤師法はどの時代でも完全な法律とは言えず、常に見直しや改善の余地を残した
時代や社会のシステムとともに変わっていく法律だと思っておいて良いでしょう。

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