薬剤師予備校の講師の給料などについて

予備校講師
『薬剤師予備校の講師の給料などについて教えて!!』

(1)難化している薬剤師国家試験

近年、薬学部は4年制から6年制に移行したことや、主に私立大学において薬学系学科の設置数の増加によって、その卒業時に受験する薬剤師国家試験の難易度は上がっています。
最近の傾向では、薬剤師国家試験の合格率は6割前後の数値が例年続いていて、全受験生のうち約4割は毎年不合格ということになっています。

特に、受験科目の中に極端に苦手な科目があったりすると、基準点に達することができずに足切されたりして不合格になる受験生も多いようです。

このような昨今の世相に合わせて、ニーズの高まりを見せているのが、こうした薬剤師国家試験に不合格になった浪人生や、社会人の再受験生のための薬剤師予備校です。

ここでは、基本的な理科系教科である科学や物理と言った基礎科目の履修に始まり、薬学部において履修する薬剤関係の科目や実習なども強化重点的に教えていきます。

(2)様々な形式の薬剤師予備校が存在

薬剤師予備校には、各校それぞれに独自性(オリジナリティ)を打ち出しているところが多く、その形態は様々です。

一般的な大学受験用の予備校のような大きな教室で講義を行っていくところもあれば、マンツーマン形式を売りにしている学校もあります。
更には、ネット配信によって人気講師の講義を受講できるところや、薬科系の大学と業務提携していて、その大学で実習授業を受けられる予備校もあります。

(3)薬剤師予備校の講師になるには

上で述べてきたように、薬剤師国家試験の難化と比例して年々薬剤師予備校に通う浪人生は増えてニーズは高まる一方です。

そこで、薬剤師の方々の中には、調剤薬局やドラッグストアではなく、薬剤師予備校の講師として働いてみたいと考える人も増えてきているようです。

では、この薬剤師予備校の講師になるにはどのような資質が必要でどのようなことをすればなれるのでしょうか?

まず、第一に、当たり前のことですが、薬剤師国家試験に合格していること、即ち、薬剤師免許を取得していることです。中には、薬剤師免許を持たない講師の方も若干はいるようですが(物理や数学などの理系専門教科講師がほとんど)、やはり薬剤師予備校講師なので、実際に先生が薬剤師国家試験に合格しているという事実は非常に大事であり、説得力があります。

なので、多くの場合、採用条件として「薬剤師国家試験合格者」という条件が出されています。

次に、生徒にわかりやすく物事を教えられるコミュニケーション能力が必要となります。

このような項目に関しては、実際に採用された後には、どこの予備校でも一定カリキュラムによる研修があるようですが、少なくとも、人前で話すことが苦手であるとか、人にものを教えることが苦手、といったような人は向いていませんので再考の必要があります。

(4)薬剤師予備校講師の給料

薬剤師予備校の講師の給料はどれくらいなのでしょうか?

薬剤師予備校の講師の場合にも、雇用形態が様々で、社員として働く人と、バイトとして時間給で働く講師がいます。社員の講師の場合には、相場としてだいたい年収で350万~400万円で始まり、3年目ぐらいのキャリアになると、年収500万~600万円ぐらいまで上がっていくようです。

時間給講師の場合には、時給3000~4000円といったところが相場のようで、他の薬局や病院のパートの薬剤師と比べると時給もだいぶ高めですね。

また、講師は人気商売でもありますので、人気講師になると能力給として給与がプラスされる査定方式を採用しているところも多く、人気講師の場合には年収1000万円を超えている人も多いようです。

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