OTC販売に関するパートの薬剤師について

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「OTCを販売する薬剤師は資格の無いパートでもいいの??」

ここでは、OTCを販売する際に、薬剤師の資格を持たないパートでも扱えるのか?
というテーマで考察していきたいと思います。

(1) OTCとは?

OTCというのは、英語でOver The Counter Drugの略で、
もともと薬局のカウンター越しに置かれてたことからこの名が付いたということです。

広義の解釈では、「医師の処方箋なしでも、薬局やドラッグストアで購入することのできる一般用医薬品」を指します。
よく、OTC医薬品とも呼ばれますね。

以上のような、一般の薬局やドラッグストアで処方箋なしに買うことのできるOTCと
医師の処方箋の必要な「医療用医薬品」では、様々な違いがありますが、
その最大の特徴の違いは、「配合剤」か「単味剤」かという違いです。

これはどういうことかと言うと、
例えば、OTCでの「かぜ薬」は、「総合感冒薬」という名称で、
数種~10数種の有効成分を含んだものを販売しています。
具体的には、よく聞いたことのある「クシャミ、鼻水、せき、発熱・・・」と謳ったアレです。

これに対して、医師の処方箋の必要な医療用医薬品では、
ほとんどの薬において、「一つの薬に一つの有効成分」を含んだものになります。
具体的には、解熱剤、咳止め、去痰剤、といったアレです。

ですから、医師の処方箋の必要な医療用医薬品の場合には、
数種の異なる薬をその患者の症状に合わせて出すことがふつうであり、
OTCは色んな成分が含まれているため、一種の「総合感冒薬」で賄う、というケースが多いわけです。

(2) OTCの3つの分類

2009年6月1日から、OTC市販品が3つのリスクに分類して販売されることになりました。
消費者の健康被害のリスク軽減のための措置です。

第1類医薬品・第2類医薬品・第3類医薬品の三分類です。
このうち、第1類医薬品が「薬剤師がいないと買えない薬」に該当するようになりました。

これらは、具体的にはリアップガスター10ロキソニンSなどが代表選手として挙げられ、
これらの第1類医薬品については、薬剤師が成分の詳細や用法を説明しないと販売できません。

しかし、第2類医薬品・第3類医薬品に関しては、
説明者が必ずしも薬剤師でなくてもよく、登録販売者であれば販売することができます。

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